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皓星社メールマガジン 
第47号
2025年5月10日
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皓星社メールマガジン、第46号をお届けします。月に1度、株式会社皓星社の「ざっさくプラス」最新情報、新刊案内、グループ会社の絵本出版・ハッピーオウル社の新刊案内、そして近代出版研究所の活動等を配信します。ぜひお知り合いの方々へ転送、拡散ください。

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目 次

☆【連載】趣味の近代日本出版史 第45回(河原努)

★【連載】神保町のんしゃら日記15 2025年3月(晴山生菜)

☆ ざっさくプラスニュース

★ 皓星社出版ニュース

 ハッピーオウル社出版ニュース

 イベント案内

 近代出版研究所だより

★ ハンセン病資料館友の会だより

☆「皓星社友の会」のご案内

★ 編集後記

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☆【連載】趣味の近代日本出版史

第45回 雑本の殿堂・なごみ堂さんからの掘り出し――岡本正(保健同人社)の遺稿集『病上手の死下手』

河原努(皓星社・近代出版研究所)

■なごみ堂さん、来たる

ある日、昼飯を済ませて会社に戻ると「古本屋さんが訪ねてきていますよ。応接室でお待ちです。なごみ堂さんという方」と言われた。え、なごみ堂さん? 古本屋さんで仲の良い人は何人かいるが、なごみ堂さんとは古本道(?)の先輩ぐろりやさんのお友達として少しお話した程度で、一面識の間柄といってよい。お店に伺ったことも一度だけで、そのことは以前に連載第21回で書いた。私は書物蔵(@shomotsubugyo)さん、カラサキ・アユミ(@fuguhugu)さんの後ろにひっそりといただけなのだがなあ。

……続きを読む

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★【連載】神保町のんしゃら日記15 2025年3月

晴山生菜(皓星社)

1日(土)マイク・モラスキーさんがノーベル賞をとる夢。わー!!『闇市』『街娼』を増刷しなきゃ!どれくらい?嬉々として考えているうちに目がさめてしまった。ぬか喜び。日中は『鎌田慧セレクション4 さようなら原発運動』の校正を(……続きを読む)

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☆ざっさくプラスニュース

【先月からの新規登載情報】

新規登載雑誌は、X(旧Twitter)ざっさくプラスアカウント(@zassakuplus)で随時お知らせしております。真面目なものからとぼけたものまで、世の中のいろんな面白い雑誌を紹介していきます。フォロー&リアクションいただければ励みになります。

 

〇今井館教友会様提供分

内村鑑三の活動拠点として知られる今井館教友会様から、下記の雑誌目次の提供を受け「ざっさくプラス」に登録しました(3誌960文献)

「祈の生活」1(1936年9月)~88(1944年3月) 「炙魚」1(2007年12月)~2(2008年10月) 「旅人・寄寓者」1(1939年1月)~1959年5月24日号(1959年5月)

 

〇独自登載分

「朱羅」創刊号(1970年4月)~第15号(1988年3月) ※朱羅の会発行の文芸同人誌(季刊)。同人に岡松和夫、小坂部元秀、金子昌夫、北川あつ子、久保輝巳、白川正芳、鈴木一史、竹内千枝子、遠丸立、濱野春保、兵藤正之助、北條文枝、宮城谷昌光ら。15号で休刊。

 

〇NDLデジタルコレクションからの追加分

「日本の美学」第1号(昭和59年5月)~第23号(1995年11月)[デジコレ] ※日本の美学編集委員会(今道友信代表)が編集、ぺりかん社(のち燈影舎)発行の学術誌。24号からNDL「雑誌記事索引」に採録されており、1-23号をNDLデジコレから補って全号通しての検索が可能に。

「草月人」1-1(昭和24年5月)~2-10(昭和25年10月)[デジコレ] ※風流社発行のいけばな草月流の月刊誌。創始者・勅使河原蒼風の他、武者小路実篤、小泉信三、川端康成、蔵田周忠、重森三玲、村岡花子、森田たま、荻原井泉水、犬丸秀雄らが寄稿。全18冊か。

…続きはこちらから

 

【閉鎖するデータベースのデータ、お引き受けします】

弊社は、閉鎖予定のデータベースのデータを引き取り、続けて公開します。図書館関係者の方から「科研で作られた有益なデータベースが、教授の退官時や公開サイトの閉鎖時に消滅してしまうものが多い」という声を聞いての取り組みです。

過去にお引き受けしたものに「日本の参考図書WEB版」があります。

詳しいお話をお聞きになりたい方は、お問い合わせフォームよりご連絡ください。

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★皓星社出版ニュース

【4月にでた本】

パレスチナ、イスラエル、そして日本のわたしたち 〈民族浄化〉の原因はどこにあるのか

早尾貴紀著 四六判並製 344ページ 定価2500円

国際法に明確に違反する虐殺であるにもかかわらず、「停戦」まで長すぎる月日を要し、さらにいまだ続くイスラエル軍によるガザ侵攻。イスラエル建国を支持し、その筆舌に尽くし難い暴力を黙認し続ける欧米諸国の責任が問われる現在、かつて東アジア史におけるグレート・ゲームに名乗り出た帝国日本との関わりを起点に、国際的な植民地主義の負の遺産を検証します。そして、ユダヤ人国家・イスラエル建設の発想はどのように生まれ、知識人たちはどのように正当化/批判してきたのか、思想史の観点からも経緯を追います。パレスチナ/イスラエル問題を遠い国ではなく「自分のこと」として考えるための、類のない一冊です。

 

『近代出版研究 第4号』

近代出版研究所編 A5判並製 416ページ 定価3200円

第4号の特集は「書物百般・紀田順一郎の世界」。今年卒寿(90歳)を迎えた評論家・作家の紀田順一郎を大特集。今なお読み継がれる「古本屋探偵」小説の誕生秘話に迫る1万字インタビューの他、荒俣宏が六十年余の師弟関係を振り返った「「博捜一代」随聞記」(3万5000字!)をはじめ、長山靖生、大澤聡、南陀楼綾繁、東雅夫、鈴木宏宗らが紀田先生の様々な側面を語ります。60人余が回答した大アンケートも実施。巻頭は片山杜秀ロングインタビュー「古本王子の快進撃」4万8000字(!)。その他、今号もこれまでほとんど論じられてこなかった近代出版の様々なテーマを取り上げました!

 

【5月に出る本】

5/14発売

『鎌田慧セレクション5 自動車工場の闇』

鎌田慧著 A5判並製 420ページ 定価3300円

夢も希望も奪い去る、トヨタ自動車の非人間的労働環境を暴いた『自動車絶望工場』、繁栄の翳りが見える自動車産業を克明に追った『トヨタと日産』の2冊を収録。ひたすらに生産効率を追求するベルトコンベアの労働は、人間と人間社会にどのような変化をもたらしたのか。省力化、そしてAIによる無人化という人間否定を、人間性否定にむかわせないためには…?鎌田ルポの原点とも言えるテーマの1冊。

 

【今秋刊行予定】

『エネ クアニ アイヌ100人のいま Ⅱ』

宇井眞紀子著 B5変型 120ページ予定

「撮影を通じてともに歩みたい」という想いから、30年以上にわたりアイヌの方々とその文化を写真に撮り続けてきた写真家・宇井眞紀子さん。本書は、そんな著者がアイヌの方々100人の、それぞれの「いま」を写す写真集プロジェクトの第2弾です。

4/24よりクラウドファンディングを行っていますのでぜひ応援よろしくお願いします!

クラウドファンディング:https://readyfor.jp/projects/ainusyasinsyu2

 

【今冬刊行予定】

『越境のアーティスト・富山妙子』(仮)

真鍋祐子監修 四六判予定

ポストコロニアル/フェミニズムの視点から、世界に対し傍観者でいることに疑問を持ち続けた画家・富山妙子(1921~2021)。差別意識と分断の溝がより深かった時代、富山妙子を突き動かした感情とは何だったのか? 作品に込められた想いを社会はどう見てきたか? そして、世界を構成する当事者として、今を生きるわたしたちが受け取るものとは一体何なのだろうか?

油彩・リトグラフ・コラージュ・映像作品など、多彩なメディアを用い、近代の歴史に埋もれた「恨」を掘り起こす巫女として生きた軌跡を網羅すべく、生前富山を支えてきた研究者らが集まった初の「富山妙子入門書」。

今年は光州民主化運動(1980/5/18)から45年、日韓国交正常化(1965/6/22)から60年という節目の年です。世界各地でレイシズム言説が台頭する今、帝国側の人間として植民地主義の歴史に対峙し、マイノリティの声を残そうとした富山妙子に光を当てます。

※ポレポレ東中野では、80年代の富山を追ったドキュメンタリー『自由光州』『はじけ鳳仙花』(二本立て)が公開中。同館にて書籍の案内チラシも配布中です。

 

【皓星社のぐるり】

皓星社の著者のニュースをお知らせします。

4/23 小林昌樹『立ち読みの歴史』ハヤカワ新書が発売! 『近代出版研究』創刊号に掲載された論文を拡張したものです。

初出誌=『近代出版研究』創刊号

5/7 宇井眞紀子さんがラジオ番組「レコール」に生出演! 今秋刊行予定の写真集『エネ クアニ−−アイヌ100人のいま Ⅱ』についてお話ししました。

アーカイブ=https://radiko.jp/share/?t=20250507142000&sid=INT 14時7分から登場されています。

5/9 南陀楼綾繁さんの「書庫拝見」最新回を更新。今回は徳島県立文学書道館さんの書庫を拝見!

書庫拝見34「瀬戸内寂聴とユニークな徳島の文学者たち」

本連載前半の単行本=『書庫をあるく アーカイブの隠れた魅力』

 

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☆ハッピーオウル社出版ニュース

【新刊案内】

『ゆうやけこやけのえのぐばこ』窪島誠一郎・文 古茂田杏子・絵

5/20発売 32ページ 予価1,700円

雪の朝、サキが郵便受けで見つけたものは、戦死した叔父さんの絵具箱だった。突然送られてきた古い絵の具箱からよみがえるの友情の物語。 反戦平和を希求し、日中友好を願う無言館館主・窪島誠一郎さんの渾身の最新絵本です。

そのほかハッピーオウル社の本については こちら から

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★イベント案内

【刊行記念イベント・出店・書店様フェアなど】

 

5/24(土)、25(日)10:00〜17:00(岩手公会堂)

盛岡のブックイベントが10年ぶりに開催!一箱古本市、ZINE、活版印刷など、本好きにはたまらないイベント。晴山(岩手出身)が店番をして「出版人の部屋」で本を販売します。南陀楼綾繁さんのトークイベントもありますよ。

 

7/19(土) ~ 20(日) 10:00~17:00

毎年楽しみにされている方も多い、本の夏祭りに初めて出店します! グループ会社のハッピーオウル社と一緒の出店です。

 

第1弾 早尾貴紀×牧野久美子×李杏理

「遠い問題」なのか  『パレスチナ、イスラエル、そして日本のわたしたち』が開く植民地主義の現在

日時:2025/5/10(土) 14時〜16時(13時半開場) 形態:会場観覧 参加費:無料(※後日、録画配信を行います) 会場:東京経済大学 国分寺キャンパス 5号館 E201教室

参加方法:人数把握のため、こちらからお申し込みください(東経大HPに飛びます)。

第2弾 早尾貴紀×丸川哲史

「文明と野蛮」を問い直す パレスチナと日本から世界地図を描く

日時:2025/5/24(土) 18時〜19時半

形態:会場観覧(30名)2,000円/オンライン配信 1,650円

会場:西荻のことビル2F 西荻シネマ準備室

参加方法:こちらからお申し込みください(今野書店様Peatixサイトに飛びます)。

 

【選書フェアいろいろあります】

皓星社では、色々な選書フェアをご用意しています。ブックリスト(10〜100冊以上まで!)の中からお店向けのタイトルを選んでいただき、規模や時期はお店の都合に合わせて実施できます。開催希望の書店さま、いつでもお声かけください。リストやコメント付きの冊子など可能な限りご用意します。ご希望の書店様は こちら からご連絡ください。

 

『近代出版研究』フェア開催中(4月下旬~5月下旬予定)

4月下旬から神田神保町の東京堂書店で『近代出版研究』フェアを開催中です!

これまでの『近代出版研究』4冊の寄稿者の近刊と、読書にまつわる書籍を中心に、近代出版研究3人で約100冊を選書しました。選書リストも無料配布中!

東京堂書店さまの公式Xアカウントでの写真はこちら

https://x.com/books_tokyodo/status/1914507997797310578

 

『パレスチナ、イスラエル、そして日本の私たち』刊行記念フェア

“パレスチナ/イスラエル問題を「自分のこと」として考えるための23冊”

刊行前にしてSNSで大きな反響を集めた本書。長年にわたりパレスチナ/イスラエル問題の歪みを発信し続けている早尾貴紀さんの、最近のご活動を中心に、同著者の『イスラエルについて知っておきたい30のこと』(平凡社)とあわせての選書ブックフェアをご用意しました

今野書店 様/MoMoBooks 様/葉々社 様/本屋lighthouse 様

…その他、複数書店にてフェアのリーフレットを配布中です。

 

『書庫をあるく アーカイブの隠れた魅力』フェア

本書で取り上げた図書館・資料館、その館と関わった人々と関わる本を70冊リストアップ!書庫を通じて本と本、人と人が繋がる「書庫のいたずら」を、フェアで表現してみませんか?

 

『もっと調べる技術 国会図書館秘伝のレファレンス・チップス2』刊行記念「調べの本」50選

前著『調べる技術』刊行時に全国15店舗以上の書店様で開催して好評を得た、小林昌樹さんが選書したブックフェア「『調べる技術』の小林昌樹が選んだ「調べ本」50選」の第2弾!コメントをまとめた無料小冊子(とコメントポップ)もあります!

開催済店舗: 丸善丸の内本店 様/くまざわ書店武蔵小金井北口店 様/同志社大学生協今出川店 様/ブックファーストアトレ大森店 様/ジュンク堂書店立川高島屋店 様

などで開催され、好評を得ております。

 

『鎌田慧セレクション』フェア

鎌田慧さんの著書、鎌田さん推薦の本、合わせて100タイトル強!硬軟取り混ぜたラインナップに、コメントがつきます。戦後日本社会の闇を見つめ続けてきた著者の著書と、座右の書の数々の並びから見えてくるものとは。

 

 

【出版目録】

皓星社出版目録』2023年10月時点で、在庫のある書籍300点弱を、書影・紹介文付きで収録しています。「書名索引」「人名索引」付き。 ご希望の方はこちらから。送料は無料です。

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☆近代出版研究所だより

「近代出版研究叢書・第2編」の河原努著『出版人物落ち穂ひろい――趣味の近代日本出版史』(定価2,000円、B5判154頁)、弊社ウェブストアで販売中です!

近代出版研究』4号、ついに完成しました! 是非お手にとってみてください! 「年刊雑誌は図書館では採用しづらい」との話もありますので、図書館で読みたい方はリクエストをお願いします。

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★ハンセン病資料館友の会だより

国立ハンセン病資料館が大好きで、応援したい!という市民の集まりです。皓星社の晴山が世話人の一人を務めています。市民の側からもいろいろなアプローチができるといいな、ということでイベントなど開催しています。次回の催しは夏の予定。新しいお知らせはこちらをご覧ください

Xアカウント:https://x.com/hansentomonokai

FaceBook:https://www.facebook.com/hansentomonokai

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☆「皓星社友の会」のご案内

ご好評頂いている「皓星社友の会」は毎年7月が切り替えの時期になります。今年度から、ハンセン病文学作品を読むことができるデータベース「ハンセン病文学の杜」が特典に加わります!どうぞお申し込みください。

◉特典

・友の会割引 弊社のすべての出版物を、15%引、送料無料でご購入いただけます。

・皓星社主催のイベント参加割引

・ざっさくプラス利用権(基本プラン)

・ハンセン病文学の杜利用権

・ご希望の雑誌の目次をざっさくプラスに搭載(時期は相談)。雑誌を貸していただける場合は、入力データを提供します。

・お誕生日プレゼント(お好きな弊社の本を1冊プレゼントします。価格上限は皓星社友の会の一般価格になります)

◉価格

一般:年間12,000円    学生:6,000円 (税別)

※学生割引を希望する方は、ご所属大学ドメインのメールアドレスでお申し込み下さい。

詳しくはこちらの「皓星社友の会」をご覧下さい。

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★ 編集後記

12月の国内での展示会にあわせ、画家・富山妙子についての書籍企画を進めています。初めて富山さんの作品を目にしたのは、女たちの戦争と平和資料館(WAM、新宿区)の壁に飾ってあった『桜花幻影Ⅱ』(1997年)でした。飛ぶ狐、満月と夜に浮かぶ桜、群れる軍服姿の白骨……何故このような絵がここにあるのか、誰が描いた絵なのか、どんな想いが込められているのか、何も分からないままに衝撃を受けた記憶があります。

生前の富山さんとも縁が深く、韓国での展示にも関わっておられた真鍋先生の元へご相談に伺った数日後の夜、韓国戒厳令のニュースを耳にしました。とても驚くとともに、一日も早く刊行したいと感じました。

80年代の韓国民主化運動をはじめ、戦争責任と歴史を忘れてゆく社会への強い批判を作品製作の大きな動機とした富山妙子というアーティストの評価の機運が、日本よりも国外で先に高まりつつある事実からも、日本美術界の歪みが見えてくるかもしれません。(楠本)

 

『近代出版研究』4号、発売になりました。発売週に東京堂書店の総合ベスト2位に入りましたが、1位は今年も本屋大賞本(阿部暁子『カフネ』)。そりゃそうだよな、去年と同じ構図だなあ……と思っていたら、翌週になんと1位と2位が入れ替わり! 森洋介さんが「供給量の違いだよ」と言っていましたが、購入してくださった皆さまのおかげです。本当にありがとうございます。店内1階でも選書フェアを実施してくださり、東京堂書店さんには足を向けて寝られません。(河原)

 

小林昌樹さんの『立ち読みの歴史』(ハヤカワ新書)と、飯田一史さんの『町の本屋はいかにしてつぶれてきたか』(平凡社新書)、2冊の新刊を立て続けに読みました。前者は全き歴史研究、後者は現在進行形の問題を、主に戦後の業界史から解きほぐすもの。この2冊と飯田さんの『「若者の読書離れ」というウソ』(平凡社新書)を合わせて読むと戦前・戦後の読者と書店の像が見えてきますし、今後を考える軸にもなります。小林さんの本については皓星社でも応援企画を考えていますので乞うご期待下さい。連休中は、玄関先に「じゃばら」という柑橘系の木を植えました。この果汁が花粉症に効く(河原談)というのですが、果たしてちゃんと実が成るか。(晴山)

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今月も皓星社メールマガジンをご購読いただき、ありがとうございました。

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